Construct film works BLOG

株式会社コンストラクトフィルムワークスのブログです。

MUJINTO cinema CAMP2017を終えて

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©️ayami kawashima

MUJINTO cinema CAMPスタッフの皆様、出店、出演、ご参加の皆様、本当にありがとうございました。

 

2017年も無事に完了することができました。

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それは本当に皆様のご協力の賜物です。本当にありがとうございました。

2015年夏にやってみようと思ったことがこんなにもたくさんの方々を巻き込みMUJINTO cinema CAMPとなったことを本当に感謝しています。

 

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今年は当初の目的だった一般からスタッフの皆様も迎え、スタッフチケットを販売するところからスタートしました。

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↑初回MTG

 

6月初旬に第一回目のミーティングを行い初めて出会いそれから全7回のミーティングを行いました。

30名のスタッフの皆さんは大きな3チーム、さらにそれを分けた小さな6チームに分かれてもらい各チームでのやり取りを組織とし運営していただきました。

 

スタッフチームは一般参加の方のことはもちろんのことスタッフチーム自身の運営も行わなくてはなりません。

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 ©️Ryuta Seki

 

熱量が高いことは良いことでもあり、それを強引に推し進めててしまう要因にもなってしまいます。(例えば去年は頑張ろうという感覚でごまかさざるを得なかったこともたくさんありました)

できるだけロジカルに運営を進められるように。個人的にできるだけ意識して臨みました。

昨年までとはだいぶ変われたのではないかと思っています。

 

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©️Ryuta Seki

 

全ての業界におけるトップダウンの廃止

今年のMUJINTO cinema CAMPは無事に即日でチケットも完売となりました。

その時点で発表していたことは上映作品1作品のみ。

その他のコンテンツは公表していませんでした。

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映画の作り方もそうなんですが、規模を決めて例えば製作委員会などでスタートしてしまうとどうしても動員につながる何かを作らなくてはなりません。

例えば主演を有名な人にする。有名な人じゃない場合、出資している企業にそんな作品で動員が見込めて回収ができるのかと言われるでしょう。

それはどう考えてもそうなんですが、その発想をそもそも転換したいと考えています。

 

 

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©️Ryuta Seki

 

MUJINTO cinema CAMPはその小さな具体例です。

有名な人を呼ぶわけでも人を呼べる作品を前面に出すわけでもなく成立させたい。

 

そうすることができればやりたいことに近いことができる。

映画の作り方もコンテンツというものもその思想で生み出せば無理なくきちんとボトムアップで進んでいくことができます。

 

今年の目標は動員を増やさないこと、クリエイティブを伸ばさないことでした。

昨年終わった時には大きくすることなども少し考えていましたが、少し冷静に今何のためにやっているのかそもそもの土台を考えてこれをテーマにもう一度同じ場所で運営チームを運営することを目標としました。

 

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スクリーンの布部分を作ってくれたオールユアーズという会社があります。

彼らは服を扱う会社でありながら服を道具と考えています。

 

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僕もそれに近いことを思っていて、なぜ服は毎年トレンドを作らなければならないのか、毎年コレクションが必要なのか。

良いなと思った服を来年また同じものを購入するという感覚がなぜないのか。

 

服も映画もいろんなところも当たり前に思ってることは誰かが作った当たり前であって、別にそれ以外の世界がないわけではないのです。

それを思いつき辛い世の中なだけです。

 

今ある既存の考え方や市場は誰かが作った一つであり、それ以外にあっても良い。

 

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 世界を変える 

世界を変えたいと思ってます。

これは理想ではなく現実として世界を変えたいと思っています。

ただし世界は勝手には変わらない。

そこに必要なことがたくさんあっていきなりは変わりません。

一つずつ一つずつほんの少しのことが繋がって行くのです。 

 

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もちろん現在の立ち位置もしっかりわかってるつもりです。

まだ何も発信力はない状態です。

 

それでもタネ作りはきちんと進行していて、それはたとえ小さくてもきちんと成立しているとも思っています。

必要なことはそのタネをどうするかという次の作業であって、ここまでは順調です。

 

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世界を変えるのは僕だけではなく僕も含めた全ての人です。

一人ずつが少しずつ変えて、変わって世界というものが変わる。

 

僕が一枚の板のようなものをせーので裏返して変えられるわけではないのです。

 

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概念のネットワーク化『シネマサーキュレーション

世界を変えるとは概念の転換です。

映画の生態系をもう一つ既存のものとは違う場所に作る。

この考え方を株式会社コンストラクトフィルムワークスは『シネマサーキュレーション』という概念として提唱していきます。

 

それに付随したサービスをこれからスタートするために準備しています。

 

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映画の仕組みも映画館も昔の状況とは随分変わって来ました。

それなのに業界自体はまだ無理やりひとつとしている。

そこに無理があるのです。

今の既存の仕組みもあっていい。でもそれだけではないはず。きちんと生産していつかそれらが融合すれば良いだけ。

 

概念をネットワーク化する。

 

そこに市場を作り、コンテンツを活かす。 

ボトムアップできちんと作って使って活かす仕組み。

  

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世の中の不条理に一つずつ不満を持っても何も進みません。 

大事なのはその不条理に対して解決する仕組みを作るかどうかです

 

 

MUJINTO cinema CAMPはもちろん楽しんでもらうためのフェス、イベントの要素もありますが、僕が考えているのはこのシネマサーキュレーションを進めるための要素でもあります。

 

焦らず早くする。

 

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2015年初めてMUJINTO cinema CAMPの会場を初めて見た時、頭の中で広がった光景を今年作り出すことができました。

ただ、それはいきなり現れたわけじゃない。

 

一つずつほんの少しの道具も全て誰かが作って運んで準備してそこにあったのです、

夢の国じゃない、桃源郷じゃない。

 

2日目撤収をする様子を見てもらいたいという気持ちはそこにあります。

 

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楽しいことは素晴らしいことですが、それで誤魔化すわけにはいかない。

 

僕らが作りたいことは楽しくて大きなフェスだけじゃない。

シネマサーキュレーションという概念です。

 

 

映画やコンテンツを使って楽しめるのは映画やコンテンツを作った人がいるからです。

これから先の未来に、まだ生まれてない作品を生み出す仕組みを作りたい。

 

場所があってそこに運営があってコンテンツがある。

そうしてエンターテインメントは成立するのです。

 

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それから、みんなで楽しみましょう。

それを実行するのは僕だけではなく僕を含めた皆さんです。

 

映画の生態系をつくる。必ずできる。

 

少しずつ力を貸してください。

僕が発した一言がみなさんの力を得てMUJINTO cinema CAMP2017の景色を作り出しました。

 

これからです。ビジョンも構想もできています。

 

足りないのは一緒に面白がってくれるもっともっと多くのひとたちと、変わるってことをうわべじゃなく、本当に実感していく気持ちです。

 

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 ©️ayami kawashima

 

 具体的なこれからのことについて

11月より池尻大橋にて新店舗『Whims coffee and bar』をオープンさせます。

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たくさんの人のスタートの店舗でもありたいと考え、CAMPFIREにてクラウドファウンディングを実施。ミニオーナー制度などを導入予定です。

ある程度クラウド型での店舗運営をテスト。

映画上映・音楽イベントなども定期開催していきます。詳細は10月初旬あたりに公開予定です。

 ●新店舗『Whims coffee and bar』及び『JAM STAND COFFEE』スタッフを募集します。

 

2018年サービススタートを目指してシネマサーキュレーションを実現するwebサービス『cineco』の開発

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いよいよ、映画の生態系をつくる。具体的なシステムを開発していきます。

2018年ベータ版をスタートさせる予定です。これが実現すると飲食店やホテル、野外など新たな流通を作りだせる予定です。

 

その他、イベントや来年のMUJINTO cinema CAMPについても進行中です。

MUJINTO cinema CAMP2018のスタッフも募集しています。

 

 

 

ひとまずMUJINTO cinema CAMP2017アフターパーティーも9/30に行います!

いろんなお話をできればと思います!お待ちしてます!

Mujinto cinema Campアフターパーティー

 

 

最後に

最後に、弊社及びMUJINTO cinema CAMPのシンボルともなっているスクリーンを今年も設営いただいたT-plaster水口さんはじめスタッフのみなさま

2年弱前に、T-plaster水口さんにあのスクリーンを作りたいと相談しました。

会場にはトラックなども機材もなかなか搬入することができないという状況で形状やあらゆることを設計するところから始まり完成したスクリーンです。今年もあのスクリーンに映し出された映像は感無量でした。

 

そして会場として使用させていただいたヴィレッジインク橋村さん、茶屋さんはじめスタッフのみなさま

当日の運営オペレーションは茶屋さんなしでは成立しませんでした。本当にありがとうございました。

 

ブッキング協力いただいたCAPCAクルーのみなさま、スタッフのみなさま、出演・出店頂いたみなさま、ご参加いただいた全てのみなさま。

本当に本当にありがとうございました。もちろんこれで終わりではありません!

 

9/30とりあえず凄まじい乾杯をしましょう!!うおおお!

 

 

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