MUJINTO cinema CAMP2017スタート
今年もMUJINTO cinema CAMPがスタートしたことだしということでBLOGも開設してみました。
MUJINTO cinema CAMPとは
MUJINTO cinema CAMPとは、《提供する側とされる側の概念をできるだけなくす》をもとに、フェスに参加するだけはなく、参加者も含めた全員で作っていこうというFes2.0という言葉を掲げて、2015年よりスタートしました。
始める前からこれから2年間はエピソードゼロの状態で過去の状態としてスタートすると決めました。
2015年が第マイナス1回目、2016年が第0回目、そして今年2017年が第1回目です。2017年の第1回目に向けて実施をしてきました。
2年間で得た事をもって第1回目はスタッフも一般から募集する事から始めました。
コンストラクトはプラモデルを提供して、組み立ててもらう。
MTG
スケジュールとしては9月の開催までに全7回のスタッフMTGを開催します。
スタッフチケット購入していただいた24名を中心にスチール・ムービー・出店者・パフォーマンス者にて構成していきます。運営委員会としては50〜60名ほどになるかと思います。
スタッフチームはそれぞれ大隊・小隊にわかれ役割を分担していきます。
名称については単純に思いついた動物にしたんですが、ABC、123などで分けるより名前にイメージがあったほうがいろんなことで紐付けがしやすいということで。
目的と手段
基本的にはほとんど全てのことをスタッフの皆さんに相談して決定していこうと思っています。
なので今年は作品もみんなで決定中です。
無作為の約30名での考えはおそらく割とそのままマスで考えた時の割合として有意性があると思います。
昨年上映したピンポンを例にして言うと、ニッチなところでは良いねと思ってくれる方もいると思うのですが、単純に統計学で割合を出したら確実に選ばれないだろうなと。昨年はそれで正解なのですが。
今年からの目的は大衆的にすることでも人数を増やすための動きをすることでもありません。人数は拡大しないし。
それでもなぜマスの動きをしたり統計を意識するかと言うと単純に目的が今までと違うからです。
MUJINTO cinema CAMPは特別なものを作っていく訳ではありません。
土台としてはフックになるようなものは必要ですが、やり方として誰でも作っていけることを目指しています。
一度の人数を拡大しない
クリエイティブを伸ばさない
これが目標です。一般的なこととは逆かもしれません。
ただし、僕らは村を作りたいわけじゃない。桃源郷を作りたい訳じゃない。
(ここでいう村は都合の良いって意味で本当に村つくるのは大変だとも思う)
友達をよんで盛り上がってそれっぽいことをするのは勝手にやってりゃいい。
マスで考えるところまでどうアプローチできるか。濃度を薄めるんじゃなくてきちんとしたコアを持って。
小組織の最大人数をきちんとコアとして作り上げる。そのコアを個数として増やす。
生産者を生産する。
新しい流通と市場を作り落とし込む。これが5年で成し遂げたいことです。
そのために今年からまた新しく挑戦をし1年半でそれを今考えている1ターン目まで成功させる。
名探偵コナンとかって毎回事件起きて解決するんだけどその全体の謎って、なんで小さくなったんだって黒幕だったりする感じ。それを会社としてやってみてるという感じです。
さ、コーヒー飲み行ってきまーす。